ハドソン
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種類 | 株式会社 |
市場情報 | |
本社所在地 | 〒104-8446 東京都中央区築地四丁目1番17号 |
設立 | 1984年11月1日 |
業種 | 情報・通信業 |
資本金 | 5,064百万円 |
外部リンク | http://www.hudson.co.jp/ |
株式会社ハドソン(HUDSON SOFT COMPANY,LIMITED)は東京都中央区に本社を置くゲームソフト制作会社である。トレードマークはハチ。高橋名人やボンバーマン、桃太郎電鉄シリーズなどで知られる。
- 本社所在地:東京都中央区築地四丁目1番17号 銀座大野ビル
- 札幌支社:札幌市豊平区平岸三条五丁目4番22号 ハドソンビル
目次 |
[編集] 概要
1973年5月、札幌市豊平区にアマチュア無線ショップ「CQハドソン」(2000年頃閉店)としてスタートし、やがてオリジナルのパソコン用ソフトウェアを制作・販売するようになった。1979年にシャープの勧めでオリジナルソフトの通信販売を開始したところ爆発的な人気を呼び、日本を代表するソフトハウスへと成長する。
その後任天堂の家庭用ゲーム機ファミリーコンピュータ向けBASIC言語「ファミリーベーシック」を共同開発したのを契機に、ファミリーコンピュータ用ゲームソフトを発売し、以後は家庭用ゲーム機向けソフト開発が主業務となった。なお、ハドソンはファミリーコンピュータ初のサードパーティーである。
ゲームソフトだけでなく、シャープのMZシリーズ、X1シリーズ用のBASIC(Hu-BASIC)、X68000用のオペレーティングシステム(Human68k)、8bitゲーム機でアニメーション再生を可能にしたHu-VIDEOの開発、CPUの一種であるHuC62シリーズや、そのチップを使って設計された、PCエンジンやPC-FXなどのハードウェア開発も行っており、高い技術力を持つ。最近ではシステムLSI「POEMS」を開発した。
ハドソンの名前は鉄道マニアでもあった創業者・工藤裕司が、C62形という蒸気機関車のハドソン形という車輪配置から取ったもの。郵便番号も「062」に合わせるため本社を北海道札幌市豊平区に置いた経緯がある。工藤は日本大学理工学部在学中に「グループハドソンプロダクション」の名称で、自ら撮影した蒸気機関車の写真を販売していたこともある。
かつてはサッカー・Jリーグのコンサドーレ札幌のユニフォームスポンサーでもあった。
メインバンクであった北海道拓殖銀行の破綻により資金繰りが悪化、業績不振により、現在はコナミの子会社となっている(2005年4月にコナミが第三者割当増資を引き受けたことにより、コナミの株式保有比率が50%を超えた)。最近は着メロや着うた事業などにも参入している。また、かつては同じ企業グループにあったブロッコリー製作アニメのスポンサーとなっていたことも多く、ブロッコリー関連のコンテンツも多かった。2005年6月には本社を北海道札幌市から東京都中央区に移した。
ちなみに、トレードマークのハチの由来は、北海道のアマチュア無線のエリア番号が8だったことに由来する。
[編集] 主なゲーム作品
- サラダの国のトマト姫
- デゼニランド
- デゼニワールド
- ロードランナー
- ナッツ&ミルク
- バンゲリングベイ
- チャンピオンシップロードランナー
- スターフォース
- チャレンジャー
- バイナリィランド
- ボンバーマンシリーズ
- 忍者ハットリくん
- スターソルジャー
- 高橋名人の冒険島
- 迷宮組曲
- ドラえもん
- ミッキーマウス 不思議の国の大冒険
- 高橋名人のBUGってハニー
- ボンバーキング
- 桃太郎伝説
- ファザナドゥ
- パワーリーグシリーズ
- 大貝獣物語シリーズ
- 桃太郎電鉄シリーズ
- 天外魔境シリーズ
- ロボットポンコッツシリーズ
- 北へ。シリーズ
- ネクタリス
- アースライトシリーズ
- ブラッディロア
- ボボボーボ・ボーボボシリーズ
- Master of Epic -The ResonanceAge Universe-
- 暴走特急SOS
- PC原人シリーズ
[編集] その他の商品
[編集] 関連リンク
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