バスカード (新潟交通)
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バスカードは新潟交通で発売している同社専用の磁気式プリペイドカード。
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[編集] 利用可能な事業者及びエリア
主に、新潟市内とその近郊を運行する新潟交通グループの路線バスのうち、新潟交通の本体では全路線のすべての車両で、また、本体から分離された子会社では一部の路線のみで利用可能である。1991年10月にバスカードシステムが導入された当時は、バスカードが利用な可能であることを示す「バスカード」のステッカーが貼られていたが、近年の新車ではそのステッカーが省略されている。なお、新潟交通佐渡ではすべての車両・路線でバスカードが利用できない。
- 新潟交通:全路線
- 新潟交通観光バス:新津・阿賀野地域の一部路線
- 新潟交通北:新発田・月岡地域の一部路線
- 新潟交通西:白根・月潟・燕地域の一部路線
子会社の路線は主に新潟市中心部に乗り入れる路線を所管している営業所が担当する路線で使用できる。詳しくは以下に列挙する私設ファンサイト「Club Shinko」のページを参照のこと(当該ページの"バ"印のある路線が該当する)。
[編集] 種類
[編集] 普通バスカード
- 1000円(1100円分)
- 3000円(3300円分)
- 5000円(5500円分)
- 10000円(11000円分)
[編集] 買物バスカード
- 1000円(1400円分)
- 3000円(4200円分)
- 5000円(7000円分)
- 降りる時に10時~17時に使用可能
- 日曜・祝日は終日利用可能
[編集] 使用方法
乗車時にカードを入れる。降車時にカードを入れると運賃が差し引かれる。複数人や子供や乗車にカードを入れ忘れたら降車に運転手に申告する。カード残額が足りなければ別のカードをいれるか、現金で残額清算する。
なお、以下のケースでは乗車時にカード挿入を忘れていてもそのまま適正な運賃が差し引かれる。
- 整理券が発券されるまでの初乗り料金区間から乗車している場合。
- 乗降車区間が上限運賃(600円~400円)該当区間だった場合。
- 新潟市内料金均一区間内で乗降する場合。
- ただし、誤って郊外線バス乗車時に挿入を忘れた場合、運賃を過剰に引かれてしまうことになるので不安な場合は挿入した方が確実ではある。
買物バスカードの通用時間はあくまでも降車時なので、16時台の乗車においては注意が必要である。郊外線バス利用時において、到着時刻の判断に迷う場合はあらかじめ整理券も取っておき、目的地到着時間に応じて現金払い・普通バスカード(運転士に申告)に変更するのが賢明といえる。
[編集] その他
- 本カードで高速バスは利用できない。
- 高速バスでの利用は新潟県内高速バス共通カードを使用する。