バーディクト
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バーディクト はプロレス技の一種。もともとはF5と言う名前で技名の由来は竜巻の威力を示す記号「F」。F5は建造物、車、樹木も吹き飛ばす程の壊滅的な被害の規模の竜巻階級を表す。 しかし日本で繰り出す際はF5という名前がWWEに保持されている為使用できず、バーディクトと技名を変えている。
[編集] 技説明
相手をファイヤーマンキャリーの形で持ち上げ、旋回させつつそのまま相手をうつ伏せの形でマットに落とす技である。相手を落とす際に、自らも倒れ込みながら相手の頭をマットに押し付ける為、フェイスバスターとしてのダメージも大きい。プロレス技の中でも屈指の受身の難しい技であるが、受身をとったとしても破壊的なダメージを受けるのがこのバーディクトである。レスナーはかなり大型の選手が相手でもこの技をきめる事ができる。(ビッグショーという225kgの相手にも決めた事がある)。ロブ・ヴァン・ダム、エディ・ゲレロ、カート・アングルにスイングDDTで返された事がある。スイングDDTで返された場合、バーディクト(F5)の旋回力が大きい程、レスナーに返るダメージも大きくなる。また、バーディクトは日本語では「評決」という意味がある。
WWEで活躍し新日本プロレスに移籍したブロック・レスナーがフィニッシュ・ホールドとして使用している技である。レスナーがWWE退団後、ビッグ・ショーやマット・モーガンが一時使用していた時があったが、いずれも見た目が不完全であり、世界中でも完全なバーディクトはレスナーしか出来ないのが現状である。
ちなみに初めてこの技を喰らったのはリキシ。