フェイジョア
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フェイジョア | ||||||||||||||||
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実 |
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分類 | ||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||
Feijoa sellowiana Berg |
フェイジョア(Feijoa sellowiana)はフトモモ科に属する常緑低木で南米原産の果樹。パイナップルのような香りがあって生食またはジャムなどに利用される。夏に径4cmほどの花をつける。花弁は内側が赤褐色、外側が白色で分厚く、糖分を含んで甘みがある。鳥のような小動物がこの花弁を摂食するときに花粉が運ばれると言われる。また多数ある赤い雄蕊も目立つ。
フトモモ科の熱帯果樹としては耐寒性があり、東京付近まで露地栽培できるので庭木にもされるが、自家不和合性(異なる品種間で授粉しないと結実しないものが多い)のためか、あまり普及していない。
品種にはアポロ、クーリッジ、マンモス、トライアンフ、ジェミニ、などがある。