ブシドーブレード
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ブシドーブレード(BUSHIDO BLADE)は、1997年3月14日に発売されたプレイステーション用対戦型格闘ゲーム。開発はライトウェイト、発売元はスクウェア(現スクウェア・エニックス)。販売本数約39万本。デジキューブ初のコンビニ専売ソフト。続編として1998年3月12日にブシドーブレード弐が発売された。
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[編集] 概要
日本刀をはじめ種々の武器を用いる格闘ゲームだが、このゲームはそれまでの対戦格闘ゲームと異なり、いわゆる「体力ゲージ」というものが存在しない。通常のゲームは開始時に与えられたゲージを使い切ることでダウンするが、このゲームは頭、腹、胸という3箇所に存在する急所に、ある一定の深さで一回でもダメージが与えられると即座に絶命する。故に開幕直後ほんの数秒で決着がつくことも珍しくない。
また、通常のゲームではゲージを完全に使い切るまでは例え大きなダメージを与えられていても、無傷の時と同じ状態でその行動に制約がつくことはないが、本作では各身体の部位に傷を負うとその行動に制約が生じる。例えば足に怪我をすると走る速度が遅くなったり歩けなくなったりという具合である。
ステージによって色々特徴があり、強風で軽量キャラクターが押し流されたり、大きな段差があって転落死したり(弐のみ)、洞窟や竹林などの狭い場所では長得物が不利だったりと多彩。また、雪や砂、土の地面だと目潰し攻撃が可能など、地形が戦略に与える影響は大きい。
ストーリーモードにて、ゲーム開始直後に相手が口上を述べている最中や背後から、又は段差を上っている最中などに相手を斬殺すると武士道に反するとしてゲームオーバー(コンティニュー不可)となるという設定も注目を集めた(壱のみ)。その割には、相手に砂を掛けてひるんだ隙に斬りかかったりしてもお咎めは無かったりする。
ストーリーモードで辰美を選択し、使用武器に金槌(壱のみ登場)を選んだ時に、初めて人を倒してしまうと「生まれて初めて人を斬ってしまった…」と話すなど、当時のスクウェア作品としては作りこみが甘い部分もあった。
ストーリーモードの他にも打刀で百人斬りを目指すモードや、横からの眺めでなく、キャラクターの視点でゲームをプレイできるモードもある(弐では全モードでキャラクター視点でのプレイが可能)。更に、通信対戦をすることも可能であったが、TVとPS、ソフトがそれぞれ2つずつ必要ということで、実現できる人は少なかったようだ。また、画面をモノクロにする機能もあり、雰囲気作りに一役買っていた。また、敵との距離で効果音が増減するため、目隠しをしても間合いを測ることができ、心眼プレイが可能。
ゲームシステムのみならず、グラフィックシステムに於いても、現在常識となっているキャラクターモデルの一体成形・モーション遷移システム等、当時の先行技術として特筆する部分が多い。
なお、後にブシドーブレードの製作チームが元気と提携して製作するのが剣豪シリーズである。
[編集] 登場キャラクター
[編集] 鳴鏡館
広島県に居を構える剣術道場であるが、とある秘密組織と戦う暗殺集団「陰(かげ)」としての裏の顔も持っている。
- 蛍火(ほたるび)
- 壱:元KGB工作員の25歳の女性。その身軽さを生かして忍者の修行をし、陰の一員となる。父親のように慕っていた空蝉と師範代の確執を知り、彼の代わりに師範代を斬るため陰を抜ける。セイヨーツルギなどの軽い得物を得意とする。サブウェポンは手裏剣。
- 弐:露西亜出身の26歳。内部抗争後は米国に渡り暗殺者として活動していたが、父親的存在である空蝉の側に居るべく、鳴鏡館に舞い戻る。サブウェポンにセイヨーツルギを持ち、ロングソードを選択することで二刀流が可能となる。
- 竹科辰美(たけしな たつみ)
- 壱:広島県出身の16歳。空蝉に稽古を付けてもらっている双樹高校の2年生。友人の失踪事件を独自に調査するうちに、陰の存在を知ってしまい、追われる身となる。日々の鍛錬によって身に着けた力を追っ手との立会いで確認することで、人斬りとして目覚めてしまうが……。軽い得物が得意だが、未習熟な武器が多い。唯一サブウェポンを持っていない。(相手が投げたサブウェポンを拾って投げ返すことは可能)
- 弐:双樹高校3年生、17歳。内部抗争後に道場破りを繰り返していたが、鳴鏡館の危機を聞きつけ、戻ってきた。小太刀をサブウェポンとして持ち、打刀を選択することで二刀流が可能。道場破りの経験と体格の発達のせいか、ほぼ全ての武器をそつなくこなせるようになり、空蝉直伝の円月殺法も使えるようになった。とある重要人物と血縁関係にあるらしい。
- 御門(みかど)
- 弐:京都府出身の23歳。鳴鏡館と捨陰党の抗争の真実を知る数少ない人物。来るべき捨陰党との戦いに備えて、かつての仲間たちに召集をかける。
- 黒蓮(ブラック・ロータス)(CV:井上真樹夫)
- 壱のみ:愛蘭から来日した36歳。武士道を学ぶべく陰に所属する体毛の濃い男。だが陰の変質を目の当たりにし、師範代のハンザキと対峙、その果てに……。ほぼ全ての武器をそつなく使いこなすが、打刀、レイピア、セイヨーツルギに特に習熟。サブウェポンはショートソード。また、特定の条件下で風閂のボスとして立ちはだかる。
- 空蝉(うつせみ)(CV:大塚周夫)
- 壱:島根県出身の55歳。かつて鳴鏡館でハンザキと共に修行していた男。陰の中でもかなりの実力者だが、洋物の武器とは肌が合わないようだ。打刀や野太刀での円月殺法が得意。蛍火や辰美にとっては父親的存在でもある。サブウェポンは小柄。
- 弐:島根県出身の56歳。辰美の出生の秘密を知る数少ない人物。内部抗争後は隠居していたが、捨陰党との抗争に辰美が参加することを知り、彼に抗争から手を引かせるために再び武器を取った。かつて捨陰党総帥と刃を交えたことがあるらしい。サブウェポンに脇差を持ち、打刀を選択することで二刀流が可能。円月殺法は健在。
- 風閂(かんぬき)(CV:田中和実)
- 壱:琉球出身の28歳。正義感が強く、琉球武士であることを誇りに思っている。また義に篤く、仲間思い。陰の中で武を学んでいたが、ハンザキの命で黒蓮が自分の故郷で虐殺を働いた事実を知り逃亡。極端なパワーファイターでガードの上から体勢を崩させることが可能。野太刀、ブロードソード、金槌などの重量武器を得意とする。サブウェポンは鉄扇。(壱・弐共通)
- 弐:琉球読谷村出身の29歳。内部抗争後は米国で武者修行をしていたが、御門の要請によって鳴鏡館に戻ってきた。重量武器を得意とし、体術で敵を粉砕するからみ技の使い手。
- ナイトストーカー
- 弐のみ:滋賀県甲賀郡出身の23歳。忍者の修行をしているが、一人前の印可はまだ受けていない。蛍火の知り合いで、鳴鏡館の危機に駆けつける。ロングソード、打刀、薙刀が得意。サブウェポンは手裏剣。
- 松虫(まつむし)
- 弐のみ:宮崎県仙台市出身の45歳。博打で生計を立てながら諸国を流れ歩いていたが、葛城鈴香という鳴鏡側の少女が捨陰党忍者に襲われているところを助け、これが元で流派抗争に巻き込まれてしまう。ドスをサブウェポンにし打刀で二刀流が可能。ひょろりとした外見どおり、軽い得物を好む。
- 墨流(すみながし)(CV:郷里大輔)
- 弐のみ:日本剣術に憧れ、来日した亜米利加出身の32歳の大男。日本語が全く理解出来ないために山道で迷い、行き倒れていたところを御門に拾われた。その恩返しをするべく抗争に参戦。ガード不能のサブウェポン、かんしゃく玉を持つ。大体の武器においてまずまずの相性。
- サザンカ
- 壱:中ボス。鳴鏡館幹部。出身地不明の42歳。いつの間にか幹部になっていたらしい、謎多き男。奇抜な衣装を身にまとい、白粉を塗りたくった不気味な厚化粧で素顔を隠している。同じ薙刀使いの御門を疎ましく思い、密かに葬り去ろうと目論んでいたようだ。両端に刃を持つ特殊薙刀「白眉」で襲い掛かる。特殊技、椿落としと黄泉の舞が強力。
- 弐:長崎県平戸市出身の43歳。御門をライバル視する、自称天才剣士。衣装の奇抜さには更に磨きがかかったが、性格は間が抜けてコミカルになった。薙刀を使わせれば御門と双璧を為し、他の武器にも習熟している。サブウェポンは防御不能の長針。
- ホッキョク・ツバメ
- 壱:中ボス。鳴鏡館幹部。朝鮮半島出身の43歳。女性でありながらかなりの兵で、陰の中でも古参である。忍者刀「流星」で戦う。特殊技、高麗独楽を使う。
- 弐:中ボス。朝鮮半島出身の44歳。愛用の忍者刀を置き、ライフルで捨陰党の侵攻を阻む。装弾数は10発。所持マガジンは9倉。鳴鏡館キャラクターで百人斬りモードを15分以内でクリアすることによって、対戦モードのプレイヤーキャラとして使えるようになる。
- ハンザキ
- 壱のみ:最終ボス。鳴鏡館師範代。愛媛県出身の54歳。封印されていた妖刀夕霧を手にして怨念に支配される。空蝉とはかつて師範代の地位を争っていた。
- 榊玄鷹(さかき げんよう)
- 弐のみ:最終ボス。踏鞴神社の神主。広島県出身の44歳。神通力を持ち、危機に瀕すると短距離転移で脱出する。とはいえその能力は使用するごとに消耗するようだ。
- 鏡巳綱(かがみ いづな)
- 弐のみ:イベントボス。鏡家の唯一の末裔。広島県出身の32歳。戦闘能力は無い。無抵抗の彼女を斬るか斬らないかでエンディングの内容が変化する。
[編集] 捨陰党
八百年もの長きにわたって鳴鏡館と熾烈な抗争を繰り広げている武装組織。鳴鏡館と同じく、表向きは剣術道場である。捨陰党が登場するのは弐のみなので、以下は一部を除き、弐についての記述。
- 琴村嬢(ことむら じょう)
- 東京都中央区出身の18歳。東京道場所属の捨陰党員。本郷武尊と幼馴染みで、本郷の寿司屋と取引のある魚屋の娘。サブウェポンの十手を使った独自のからみ技も習得している。素早さを身上とし、軽量武器を得意とする。
- 並主寒雲(ならず かうん)
- 京都府出身の22歳。源五郎の養子。無表情、無感動に見える若者だが、剣術に打ち込んだり、修験者としての修行も積む。また、恩義にも篤く、抗争への参戦も養父への恩義である。同じ京都出身の御門とは面識がある模様。槍と居合いに秀でる。サブウェポンは独鈷。
- 並主源五郎(ならず げんごろう)
- 広島県出身の57歳。寒雲の養父。忠義に篤く、裏切りを働いた鏡家を心底憎んでいる。捨陰党内では師範代的な立場。重量武器と居合いを得意とする。サブウェポンは小柄。
- ハイウェイマン
- 全てが謎に包まれた男。本人も記憶を失っていたが、瞬く間に捨陰党の基本技を修め、また、鳴鏡のものと思しき技も使いこなした。レイピアをサブウェポンとして持ち、ロングソードを装備することで二刀流を使える。西洋武器に明るく、打刀も使いこなす。なお、「ハイウェイマン」とは、英語で「追いはぎ」を意味する言葉。
- ウタマル
- 熊本県出身の25歳。道場破りをした際に寒雲に惨敗したことが縁で捨陰党員となる。直刀での居合いを得意とする。サブウェポンは金属製の札。
- 本宮五十八(もとみや いそはち)
- 捨陰党の東京道場元師範。山口県出身の70歳。平素は人好きのする好々爺だが、剣術のことになると厳格で強情となる。サブウェポンを持たない代わりに、雷鳴のような一喝を特技としている。軍服を愛用。
- トニー・梅田(アンソニー・うめだ)
- 神奈川県横須賀市出身の35歳。東京道場所属の捨陰党員。本業はダンサーで副業は横須賀のバー経営。ファンキーな見た目に反して剣術の腕は高く、独自の流派を興すという野望を持つ。野太刀、ロングソード、打刀での居合いを得意とする。サブウェポンはブーメラン。
- 柊千尋(ひいらぎ ちひろ)
- 広島県出身の13歳。捨陰党総帥の息子。次期総帥という立場ゆえに常に監視の目が光っているが、その窮屈さにうんざりし、生き別れの異母兄を探すため抗争に参戦。サブウェポンに生きたカエルを持ち、カエルが嫌いなキャラクターを怯ませることができる。軽い武器を得意とするが、全体的に拙さは否めない。
- 本郷武尊(ほんごう たける)
- 壱:20代半ばの道場破り。各地で道場破りを重ね、道場関係者に密かに恐れられる存在。長ドスを得物とし、昇り龍の刺繍のある学ラン姿で相見えることになる。特定の条件下で辰美と黒蓮のボスとして登場。
- 弐:東京都中央区出身の20歳。東京道場所属の捨陰党員。寿司屋の長男でありながら、魚類や両生類などぬるっとした手触りの生物が大の苦手。鳴鏡館に道場破りをした際に辰美に惜敗したことがわだかまっており、彼と再戦するため抗争に参加。パワーファイターで武器全般とからみ技に明るい。サブウェポンは斧。
- 柊大納(ひいらぎ だいな)
- 最終ボス。捨陰党総帥で千尋の実父。広島県出身の48歳。十数年前の陰の襲撃によって親族を失い、鳴鏡館打倒に心血を注ぐようになる。鉄壁の防御を誇る特殊な甲冑に身を包む。もっともその鎧にも隙はあるようだ。
[編集] その他
- キンダチ
- 壱のみ:平家の怨念と囁かれる謎の武者。不気味な赤い刀と大鎧という出で立ちで立ちはだかる。特定の条件下で蛍火、御門、空蝉のボスとして登場。
- シュヴァルツ・カッツェ
- 壱:中ボス。ハンザキによって雇われた殺し屋。独逸出身の年齢不詳の優男で、フリルをあしらった衣装を身にまとうナルシスト。拳銃を扱い容赦なく撃ってくる。殺し屋といえども自分の命は惜しいらしく、足を斬られると降参してしまう。装弾数は10発。所持マガジンは9倉だが、左手負傷により、マガジンの交換ができなくなる。百人斬りモードをノーコンティニュークリアすることによって、対戦モードのプレイヤーキャラとして使えるようになる。なお、「シュヴァルツ・カッツェ」とは、独語で「黒猫」を意味する言葉。
- 弐:中ボス。捨陰党に雇われた独逸出身の殺し屋。生涯で唯一仕損じた仕事が壱の抗争の仕事であり、完璧主義者の彼にとってはこの上もない屈辱であった。その汚名を雪ぐ為、再来日し鳴鏡館への復讐を誓う。精神修養ができたのか、足を斬られても降参しなくなった。装弾数は10発。所持マガジンは9倉だが、左手負傷により、マガジンの交換ができなくなる。捨陰党キャラクターで百人斬りモードを15分以内でクリアすることによって、対戦モードのプレイヤーキャラとして使えるようになる。
- 大虎丸(おおとらまる)
- 弐:鳴鏡館キャラクターで百人斬りモードをノーコンティニュークリアすることによって、対戦モードのプレイヤーキャラとして使えるようになる。見た目はバカ殿そのもの。
- 大洞丸(おおほらまる)
- 弐:捨陰党キャラクターで百人斬りモードをノーコンティニュークリアすることによって、対戦モードのプレイヤーキャラとして使えるようになる。大虎丸と同じく、見た目はバカ殿そのもの。
[編集] 登場武器
- 打刀:一般的に刀と呼ばれる刀。鳴鏡館側は紅葉切(壱、宇甘永渓作)、宵時雨(弐、作者不詳)、捨陰党は影向(一文字助真作)を使う。
- レイピア:儀礼用としての色合いが強い刺突用の細剣。刀身の真ん中ほどで折り曲げられる。グレアリングニードルの名を持つが作者などは不詳。弐ではハイウェイマンのサブウェポンとして登場。
- ナギナタ:刃に長い柄のついた武器。通常の薙刀と違い、刃に枝がある。鳴鏡館にのみ存在。壱も弐も霞まといという名を持つ、備前峡雲の作である。壱の頃のサザンカが持つ、両端に枝の無い刃を持つのは白眉という名で作者不詳。
- 金槌:壱にのみ登場する無銘の金槌。柄まで全て鉄でできた珍しいもの。室町の刀匠、宇甘永渓が紅葉切を鍛えたときに使用されたものとされるが真偽不明。柄が捩れ、全体がうっすらと錆びているが、武器として使用するのに問題は無い。
- 野太刀:鎌倉後期から発達した長大な太刀。鳴鏡館側は月影(壱、峡雲作)、高御座(弐、作者不詳)、捨陰党は斜陽(峡雲作)を使う。
- セイヨーブレード(ロングソード):片手直剣。実際の西洋剣は叩き切るのが主であった様だが、本作では日本刀の影響を強く受けた切り裂く剣である。鳴鏡館側はスライシングソード(壱、ラウル・ダランベール帰国後作)、キルミスター(弐、ラウル・ダランベール来日前作)、捨陰党は白柳(作者不詳)を使う。
- セイヨーツルギ:非常に短いサーベル。これもやはり日本刀の影響を強く受けた切り裂く剣である。鳴鏡館側にのみ存在。ストライキングソード(壱、ラウル・ダランベール帰国後作)の名を持ち、打刀を意識して作られたとされる。ラウルはスイスの刀匠であるため、英語に由来する名は後に与えられたものであると推察される。弐では蛍火のサブウェポンとして登場。
- 騎士道ソード(ブロードソード):両手の広刃剣。鍛造された当初は切れ味と重量を兼ねた強力な武器であったようだが、現在では切れ味を失い、本来の西洋剣同様、叩き切る物となっている。鳴鏡館側はグレートオブダラン2(壱、ラウル・ダランベール帰国後作)、ルーンブレード(弐、作者不詳)、捨陰党はアイスブルック(作者不詳)を使う。鳴鏡館の物は二振りともリカッソと呼ばれる補強板が刃の根元に存在している。
- 槍:大降りの穂先を持つ槍。捨陰側にのみある。龍髭槍の名を持つが、作者は不詳。
- 忍者刀:忍者が使用したとされる直刀。刺突中心に用い、レイピアの技が取り込まれている。壱の頃のツバメが使用しており、流星の名を持つ。作者不詳。
- 長ドス:長い柄と長い刃を持つ打刀に近い武器。鍔が無い。壱の本郷の専用武器。
- 大太刀:大太刀はあくまで便宜上で、正体不明の太刀。2本の枝を持つ三支刀であり、真っ赤な刀身をしている。キンダチの武器。
- 太刀:太刀はあくまで便宜上で、妖刀夕霧のこと。壱では打刀、弐では野太刀として登場する。峡雲の作で、平家の怨念が宿る。
- 拳銃:片手で扱えるサイズの銃。壱では独逸製の旧型セミオートマチックで、螺子を使わずに組み立てられている。弐では装弾数10の変則リボルバー。比較的連射性能が良い。
- ライフル:軍用の小型ライフル。ツバメが密輸したものらしい。連射性能はカッツェの拳銃に劣る。