マグヌス・ノーマン
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マグヌス・ノーマン(Magnus Norman, 1976年5月30日 - )は、スウェーデンの男子プロテニス選手。2000年の全仏オープン男子シングルス準優勝者。フルネームは Leif Magnus Norman (レイフ・マグヌス・ノーマン)という。シングルス自己最高ランキングは2位。ATPツアーでシングルス12勝を挙げた。
マグヌス・ノーマンがテニスを始めたのは、8歳の誕生日に祖母からプレゼントとして贈られたテニスラケットがきっかけだったという。1995年にプロ入りし、1997年にツアー初優勝を果たす。ノーマンは1999年、2000年に年間5勝ずつを挙げ、この頃がキャリアの最盛期だった。2000年の全仏オープンには第3シードで出場し、決勝までは順調な勝ち上がりだったが、ブラジルのグスタボ・クエルテンとの決勝戦では 2-6, 3-6, 6-2, 6-7 のスコアで敗れて準優勝に終わった。とりわけ第4セットは1時間半以上を要したが、長いタイブレークで粘りきれずに、3年ぶり2度目の優勝を目指したクエルテンに押し切られた。その結果、ノーマンはスウェーデン人選手として1988年のマッツ・ビランデル以来12年ぶりの全仏優勝を果たすことはできなかった。
この後、ノーマンのテニス・キャリアはあっけなく萎んでしまい、2001年以後はツアーで優勝できなくなった。膝などに多くの故障を抱え、2003年9月に中国・上海のトーナメントに出場したのが最後の舞台になる。2004年・2005年は全く試合に出場できず、ついに2005年10月28日、故国の首都ストックホルムで現役引退会見を開いた。