ムベ
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ムベ(郁子) | |||||||||||||||||||||
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ムベの実 |
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分類 | |||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||
Stauntonia hexaphylla (Thunb.)Decaisne またはStauntonia hexaphylla (Thunb.)Deecn |
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和名 | |||||||||||||||||||||
ムベ、トキワアケビ |
ムベ(むべ:郁子)は、アケビ科ムベ属の常緑つる性木本植物。 学名はStauntonia hexaphylla (Thunb.) Decaisne。方言名はグベ(長崎県諫早地方)など。
日本の本州関東以西、台湾、中国に生える。 別名、トキワアケビ(常磐通草), イノチナガと呼ぶ地方もある。 花には雌雄がある。 盆栽や日陰棚にしたてる。
目次 |
[編集] 花と果実
5月に芳香を発する花が開花し、花冠は薄い黄色で細長く、剥いたバナナの皮のようでアケビの花とは非常に趣が異なる。
10月に5~7cmの果実が赤紫に熟す。この果実は同じ科のアケビの果実に似ているが、果皮はアケビに比べると薄く柔らかく、心皮の縫合線に沿って裂けることはない。果皮の内側は胎座に由来する半透明の果肉の中に小さい黒い種子が多数埋もれている。果肉はほのかに甘いが、種にしっかりついており、種子をより分けて食べようとするとかなり食べにくい(果肉を種子ごと飲み込んでしまえば、さして食べづらいこともない)。自然状態ではニホンザルが好んで食べ、種子散布に寄与しているようである。日本では伝統的に果樹として重んじられ、宮中に献上する習慣もあった。
[編集] アケビ科 Lardizabalaceae
- アケビ属
- アケビ
- ミツバアケビ
- ムベ属
- ムベ