メドレーリレー
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メドレーリレーは、競泳の種目の一つで、4人が同じ距離ずつ背泳ぎ→平泳ぎ→バタフライ→自由形の順でリレーしながら泳ぐ競技。
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[編集] ルール
審判長の笛の合図の後、背泳ぎの泳者が各コースに入水。専用のグリップに手をかけ、プールの壁に足をかける。 出発合図員の「Take your marks...(日本では、「よーい」)」で、体を壁にひきつけ構えた後は、号砲まで静止しなければならない。号砲後、定められた距離を定められた順序でそれぞれの泳法の規則に従って泳ぐ。ただし自由形は背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライ以外の泳法で泳がなければならない。 引継ぎの際は前の泳者が壁にタッチした後に次の泳者の足がスタート台から離れればよい。 ただし、タッチ以前に次の泳者の足がスタート台を離れた場合、引き継ぎ違反となり、失格となる。 また、第一泳者による途中時間は正式時間としその記録は公認される。
[編集] 種目
[編集] 長水路(50m)
- 200mメドレーリレー
- 400mメドレーリレー
[編集] 短水路(25m)
- 100mメドレーリレー
- 200mメドレーリレー
- 400mメドレーリレー
[編集] 記録
[編集] 200メートルメドレーリレー(長水路)
[編集] 400メートルメドレーリレー(長水路)
- 男子世界記録: 3分30秒68 アメリカ合衆国 2004年8月21日
- 男子日本記録: 3分35秒22 森田智己・北島康介・山本貴司・奥村幸大 2004年8月21日
- 女子世界記録: 3分56秒30 オーストラリア 2006年3月21日
- 女子日本記録: 4分02秒47 伊藤華英・北川麻美・中西悠子・三田真希 2006年8月20日