リナ・ウェルトミューラー
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リナ・ウェルトミューラー(Lina Wertmüller,1926年-)はイタリア・ローマ出身の映画監督・脚本家である。スイスの貴族の血筋を引いている。
当初、女優であったが、フェリーニの「8 1/2」でアシスタント・ディレクターを務めたことがきっかけで映画監督となった。アメリカのアカデミー賞の最優秀監督賞に、女性の監督として初めてノミネートされたのは彼女である。女性監督でノミネートされたのは、他にジェーン・カンピオンとソフィア・コッポラの2人しかいない。
日本公開作品はあまり多くないが、現在でもコンスタントに活動している。
[編集] 主な監督作品
- ブラザー・サン シスター・ムーン (1972) 脚本
- 流されて… Sweapt Away (1974)
- セブンビューティーズ Seven Beauties Pasqualino Settebelleze (1976)
- 流されて2 Summer Night Notte D'estate con Profilo Greco Occhi a Mandorla e Odoredi Basilico (1987)
- ムーンリットナイト On A Moonlit Night In una notte di chiaro di luna (1989)