レオン・レーダーマン
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レオン・レーダーマン(Leon Max Lederman 、1922年6月15日 - )はアメリカ合衆国の実験物理学者である。2代目の所長としてフェルミ研究所を1978年から1988年まで率いた。1988年ニュートリノビーム法、およびミューニュートリノの発見によるレプトンの二重構造の実証によりノーベル物理学賞を受賞した。「笑う実験物理学者」の異名をもち著書に『神がつくった究極の素粒子』などがある。
ニューヨークに生まれた。1943年ニューヨーク市立大学シティカレッジ卒業。1951年コロンビア大学で博士号を取得。1979年までコロンビア大学で働いた。1962年にブルックヘブンの陽子加速器を使って、ニュートリノの反応を調べ電子ニュートリノとμニュートリノが別のものであることを証明した。1977年ボトムクォークと反ボトムクォークの対である「ウプシロン粒子」を発見した。1978年から1988年までフェルミ研究所の所長を務めた。
[編集] 受賞歴
- ウルフ賞物理学部門(1982年)
- ノーベル物理学賞(1988年)
- エンリコフェルミ賞(1992年)