ロシア空軍
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ロシア空軍(―くうぐん、Военно-воздушные силы;略称ВВС)は、ロシア連邦軍の空軍組織。
目次 |
[編集] 兵科
- 航空隊(авиация)
- 爆撃航空隊(Бомбардировочная авиация)
- 攻撃航空隊(Штурмовая авиация)
- 戦闘航空隊(Истребительная авиация)
- 偵察航空隊(Разведывательная авиация)
- 輸送航空隊(Транспортная авиация)
- 特殊航空隊(Специальная авиация)
- 高射ミサイル兵(зенитные ракетные войска)
- 電波技術兵(радиотехнические войска):レーダー
- 支援兵科
- 通信部隊
- 電波電子戦部隊
- 通信・電波技術保障部隊
- 工兵部隊
- 放射線・化学・生物学防護部隊
- 後方部隊
[編集] 組織
戦略航空隊と軍事輸送航空隊は直轄部隊であり、各軍管区に1個航空軍が配置されている。
- 直轄部隊
- 第37航空軍(戦略航空隊)
- 第61航空軍(軍事輸送航空隊)
- モスクワ軍管区
- 第16航空軍
- レニングラード軍管区
- 沿ヴォルガ・ウラル軍管区
- 第5航空軍
- 北カフカーズ軍管区
- 第4航空軍
- シベリア軍管区
- 第14航空軍
- 極東軍管区
[編集] 装備
2003年の時点で、35機種(82改良型)、約5100機を保有している。航空機の稼働率は、機種に応じて68~89%。ヘリは、40%未満。
[編集] 戦略爆撃機
[編集] 戦闘機
[編集] 偵察機・爆撃機・攻撃機
- MiG-25RB×25機
- Su-24M/MR/MP×500機
- Su-25×270機
- Su-25T/TM×8機
- 無人偵察機「ストロイ-P」(Строй-П)
[編集] 輸送機
計300機以上。
[編集] ヘリ
[編集] その他
その外、MiG-23、MiG-27、MiG-29、Su-17、Tu-22M等、約800機が保管中。
[編集] 活動
パイロットの平均飛行時間(2003年度)は、遠距離航空隊20時間、戦闘機37時間、攻撃機45時間、前線爆撃機41時間、軍事輸送機40時間、陸軍航空隊21時間だった。最も飛行時間が長かったのは、北カフカーズ軍管区の第4航空軍陸軍航空隊で、80~200時間だった。
[編集] 歴代総司令官
職名 | 氏名 | 階級 | 在任期間 | 出身校 | 前職 |
---|---|---|---|---|---|
総司令官 | アナトーリー・コルヌコフ | 上級大将 | -2002.1 | ||
総司令官 | ヴラジーミル・ミハーイロフ | 上級大将 | 2002.1- | エイスク飛行士高等軍事航空学校 | 副総司令官 |
職名 | 氏名 | 階級 | 在任期間 | 出身校 | 前職 |
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参謀総長 | ヴィクトル・シンツィン | 大将 | -2000.7 | ||
参謀総長 | ボリス・ツェリツォフ | 大将 | 2000.7- | ミンスク防空高等技術高射ミサイル学校 | 参謀総長代行 |