ワスレナグサ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ワスレナグサ | ||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
分類 | ||||||||||||
|
||||||||||||
学名 | ||||||||||||
|
ワスレナグサ(勿忘草、Myosotis scorpioides)は、ムラサキ科の多年生植物。広義にはアルペストリス(Myosotis alpestris)や、エゾムラサキ(Myosotis sylvatica)などのワスレナグサ属を含めた総称。本来多年生植物であるが、日本で栽培すると夏の暑さでかれてしまうことから一年生植物と扱われることもある。
葉は楕円形で互生である。春から夏にかけて、中心が黄色の青い花を咲かせる。桃色の品種もある。ヨーロッパ原産で、主に観賞用として栽培される。英語のForget-me-notやドイツ語のVergissmeinnichtなどは「私を忘れないで」という意味から来ている。花言葉は「真実の愛」、「私を忘れないで」。学名からミオソチス、ミオソティスとも呼ばれる。
ドイツの悲恋物語に登場する。 騎士ルドルフは乙女ベルタのために河畔に咲いた可憐な花を取ろうとして、足を滑らし川にはまり命を落とした。命を落とす時「私の事忘れないで!」と言ったとして忘れな草とされたという。
[編集] 関連項目
カテゴリ: ムラサキ科 | 植物関連のスタブ項目