ワラビー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カンガルー科 | ||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
アカクビワラビー Macropus rufogriseus |
||||||||||||
分類 | ||||||||||||
|
ワラビー (Wallaby) とは、特に明確な定義付けはなされていないものの、フクロネズミ目(有袋類)カンガルー科に属する動物のうち、小型のものを指す。カンガルーに比べ、後ろ足が小さく尾が短い。しかし、後ろ足で跳躍し移動すること、育児嚢(いくじのう)で子どもを育てることなど、基本的な習性はカンガルーと同じである。
ワラビーはオーストラリア全土の遠隔地や密林のような土地で見られることができ、一方でカンガルーが好んで住むような広大な平地においてはあまり目にすることがない。なお、オーストラリア以外ではニュージーランド南部、ワイマテでは持ち込まれたワラビーが繁殖しているのを目にすることができる。ワラビーという言葉には前述したように、はっきりとした生物学的定義がなされていないものの、いくつかの分類も行われている(詳しくは英語版を参照)。
- オーストラリアのナショナルチーム、ワラビーズ
- ワラビー・ブランド