ヴェリキイ・ウスチュグ
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ヴェリキイ・ウスチュグ(Великий Устюг, Veliky Ustyug)はロシア連邦ヴォログダ州の河港都市。スホナ川とユグ川が合流し、北ドヴィナ川が始まる地点に位置する。ヴォログダ市から北東に623km。人口は33,419人(2002年)。
古い歴史のある都市であり、1212年の年代記にはじめてヴェリキイ・ウスチュグへの言及が見られる。重要な交易路が交わる場所として、16世紀から17世紀にかけては一帯の商業の中心地として栄えたが、以後、ロシアの交易の中心がバルト海に移るにつれて衰えた。
造船業が盛んなほか、銀細工で有名。
有名なこの町の出身者に、17~18世紀の探険家セミョン・デジニョフ、エロフェイ・ハバロフ、ヴラジミル・アトラソフがいる。
1999年より、ロシアでは、ヴェリキイ・ウスチュグがサンタクロースの故郷であるということになっており、クリスマスの時期には多くの観光客が訪れる。
[編集] リンク
- ヴェリキイ・ウスチュグ市公式サイト(ロシア語)