上田信
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上田 信(うえだ まこと)は、中国史・アジア社会論の研究者。日本の東京都出身。
中国史の領域では、主に明清時代(西暦14~19世紀)を研究している。アジア社会論の領域では、ワールドミュージックなどの視点から、アジアをどのように見るべきか、などの論議を展開している。最初の論文は『史学雑誌』における「明末清初、江南の都市の『無頼』をめぐる社会関係」。
[編集] 略歴
- 1957年 東京都に生まれる。
- 1976年 東京大学文科三類に入学。
- 1980年 東京大学文学部東洋史学科を卒業。
- 1980年 東京大学大学院人文学研究科、東洋史学専攻に進学。
- 1982年 同大学修士課程修了。
- 1982年 東京大学・東洋文化研究所助手。
- 1983-85年 中国・南京大学に留学。
- 1987年 東洋文化研究所の助手を退職。
- 1989年 立教大学文学部史学科の専任講師に就任。
- 1990年 同大学の助教授に昇進。
- 1997年 同大学の教授に昇進。