保定市
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保定(ほてい, Baoding)は中華人民共和国河北省の地級市。面積1,798平方キロ、人口1,070万人(2002年)。河北省の旧省都である。カトリック教徒が比較的多い。
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[編集] 地理
[編集] 歴史
元代に保定路が置かれ、明代に保定府となった。清代には直隷総督府所在地が置かれ、 1903年には北洋陸軍速成武備學堂が保定に設置された。中華民国時期には北洋政府所在地となり、 1912年には中国最初の陸軍士官学校である保定陸軍軍官学校が開校している。(~1923年)。 1948年市に昇格し、新中国成立とともに河北省省都となる。 1958年河北省の省都は天津に移り、1967年一旦保定に戻ったが、1968年には石家荘に移った。 1994年、保定市と保定地区が合併して地級市が成立。
[編集] 行政区域
- 市区 新市区、南市区、北市区
- 県級市 涿州市、定州市、安国市、高碑店市
- 県 満城県(満城鎮)、清苑県(清苑鎮)、涞(サンズイ偏に来)水県(涞水鎮)、阜平県(阜平鎮)、徐水県(安粛鎮)、定興県(定興鎮)、唐県(仁厚鎮)、高陽県(高阳鎮)、容城県(容城鎮)、涞源県(涞源鎮)、望都県(望都鎮)、安新県(安新鎮)、易県(易州鎮)、曲陽県(恒州鎮)、蠡県(蠡呉鎮)、順平県(蒲陽鎮)、博野県(博陵鎮)、雄県(雄州鎮)
()内は県政府所在地
[編集] 観光
- 満城漢墓 前漢中山靖王の墓。
[編集] 交通
北京と広州を結ぶ京広鉄路が貫通する。
[編集] 友好都市
[編集] 外部サイト
カテゴリ: 中華人民共和国の都市 | 河北省