信夫山
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信夫山(しのぶやま)は福島県福島市の中心市街地北部にある山である。標高275メートル。福島市街を一望でき、春には大勢の花見客で賑わう。福島市のシンボル的存在である。うつくしま百名山に選定されている。
東から熊野山、羽黒山、羽山の三峰で構成され、これらを合わせて信夫三山と呼ばれることもある。それぞれの山の名前からもわかるように山岳信仰と密接に結びついており、熊野山には湯殿神社、羽黒山には羽黒神社、羽山には月山神社の出羽三山が勧請され祀られている。
羽黒神社にそびえ立つ長さ12メートルの大わらじは毎年2月に行われる「信夫三山暁参り」で奉納される。毎年8月にも大わらじの奉納が行われ、昭和45年から夏祭り「福島わらじまつり」として市民の間に定着している。
国道13号の信夫山トンネル、東北新幹線の信夫山トンネルはともに羽山の下を貫いている。
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