六義園
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六義園(りくぎえん)は、東京都文京区本駒込にある都立庭園である。ろくぎえんは誤読であるので注意。5代将軍・徳川綱吉の側用人・柳沢吉保の下屋敷に、柳沢吉保自らが、和歌の世界を庭園で表現しようと設計、開園させたものである。平坦だった当地に丘や池を掘り完成させ、現在に至ってもそれが見事に表現されている。芝生なども整備も行き届いており、都内を代表する日本庭園として観光客も多い。
六義園の名の由来は、中国の『詩経』に分類されている詩の分類法を和歌に適用させた紀貫之の『古今和歌集』の序文にかかれている「六義」(むくさ)に因む。当初は、六義園と書いて「むくさのその」とも呼ばれていた。柳沢吉保は、この『古今和歌集』に出てくる和歌を庭園で再現しようとしたものであった。この庭園は、完成当時は、小石川後楽園と並び二大庭園と称され、綱吉からも大絶賛され、10年ぼとの間に50回以上も当園を訪れたと記録があり、大のお気に入りだったようである。しかしその後、代々柳沢家の別荘として使用される程度で徐々に荒廃していたが、明治期に岩崎弥太郎(三菱の創業者)が購入、1938年に後に東京市(現:東京都)に寄贈され、一般にも公開されるようになった。殊に、ツツジの花は有名で、駒込=ツツジの花の街というほどの、象徴的な存在となった。
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[編集] 歴史
[編集] 見所
- 心泉亭(集会所)
- 宜春亭(茶室)
- 中央にあるシダレザクラ
- 妹山・背山
- 藤代峠
- 池
- ツツジの花
- ツツジ茶屋
[編集] 入園料
- 一般及び中学生 300円(但し、都内在住の中学生は無料)
- 65歳以上 150円
- 中学生未満は、無料。
その他、各種割引・減免制度・年間パスポートなどあり。 (いずれも、2005年7月 現在)
[編集] アクセスなど
[編集] 公式ホームページ
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