六花亭
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六花亭製菓株式会社(ろっかていせいかかぶしきがいしゃ)は、北海道帯広市に本工場を構えるお菓子メーカーである。現在、帯広地区に13店舗、札幌地区に35店舗、釧路地区に8店舗、函館地区に2店舗を有する。そのほか、インターネット通販も行っている。
坂本直行による草花の絵をモチーフにした包装紙が有名。またマルセイバターサンドは北海道銘菓として人気が高い。
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[編集] 歴史
当初は、北海道内に数店舗あった千秋庵という和菓子店の1つで、1933年、帯広千秋庵として開業した。当初は菓子があまり売れず苦心したという。1970年代、「帯広には白いチョコレートがある」という話題がライダーを通じて広まり著名になった。(当時、ホワイトチョコレートを製造販売する業者は日本国内にはほとんど存在していなかった)
その後、多店舗展開するようになるが、札幌には既に同系列店の札幌千秋庵があり、そのままの屋号では進出できなかったこととホワイトチョコレートの製造方法で発生した札幌千秋庵との考えの相違から、1977年に千秋庵ののれんを返上、六花亭に屋号を変更した。「六花」は、六角形の花、すなわち雪を意味する。
[編集] 主力製品
- マルセイバターサンド
- シーフォームケーキ
- ストロベリーチョコ
- 大平原
- ごろすけホーホー
- リッチランド
- 百歳(ももとせ)
- 霜だたみ
- 醍醐
[編集] 代表取締役
小田豊(俳優の小田豊とは同姓同名の別人物)
[編集] 製菓以外の活動
本業の製菓事業で無添加物生産や地産地消運動にも取り組んでいることから企業として社会活動にも力を入れている。そのため、文化・芸術活動にも力を入れていて、中札内美術村などを管理・運営している。
[編集] グループ企業
- 株式会社六花亭帯広店
- 株式会社六花亭札幌店
- 株式会社六花亭北海道
- 株式会社ふきのとう
- 六花亭商事株式会社
- 六花亭総業株式会社
- 有限会社六花荘農園
- 有限会社六花亭食文化研究所
- 株式会社サンピラー