写真付き切手
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写真付き切手(しゃしんつききって)は、切手の下のタブ部分に自分の好きな写真を入れることができる切手である。日本では2003年4月にスタートし、Pスタンプとも呼ばれている。
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[編集] 日本の写真付き切手
[編集] デモンストレーション用
4面連刷シート。専用の販売機で写真を撮って作成するタイプで、2003年4月から2004年3月にかけて東京都内の所定の8カ所で販売された「会場版」と、全国各地のイベント会場などで期間を限定して販売された「会期・会場限定版」とに大別される。それぞれにシート地の図版や切手用紙(のり式・シール式)の別による違いがあり、多くの種類に分類される。
[編集] 通信販売用
10面連刷シート。郵便局の窓口で専用申込書に写真を添付して申し込むタイプで、2003年6月からサービスが開始された。個人向けとしてシート地が決まっている「スタンダード版」と、法人向けとして条件付きでシート地も変更できる「オリジナル版」とに大別される。切手用紙は、当初はのり式のみだったがシール式が登場し、現在はシール式の4種類となっている。
写真付き切手の通信販売用オリジナル版は、2003年9月に発行された阪神タイガース優勝記念が、その第1号である。
その後、清原和博2000本安打達成、イチロー大リーグ262安打達成、ディープインパクト3冠達成などメモリアル切手、鉄腕アトム、仮面ライダーなどアニメ切手、ムーミン、ハローキティなどキャラクター切手、映画・芸能・音楽・スポーツなど企業による切手、地方自治体による切手など多数発行され、新しいコレクターズ・アイテムとしてマスメディアからも注目を集めている。