加古川
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
|
||||
---|---|---|---|---|
杉原川との合流点付近を南望(西脇市) |
||||
延長 | 96 km | |||
水源の標高 | 962 m | |||
平均流量 | 29 m³/s | |||
流域面積 | 1,730 km² | |||
水源 | 粟鹿山(兵庫県) | |||
河口 | 播磨灘(兵庫県) | |||
流域 | 兵庫県 |
加古川(かこがわ)は、兵庫県南西部を流れる加古川水系の本流で一級河川。流路延長96km、流域面積1,730km²で、「播磨五川」の中ではともに最大。
目次 |
[編集] 地理
兵庫県中部、但馬国と丹波国、播磨国三国が境を接する丹波市青垣町の粟鹿山(標高962m)付近に源を発し、南流。途中小野市、加古川市などを流れ、加古川市と高砂市の境で播磨灘に注ぐ。
上流部での支流である高谷川(丹波市氷上町石生)の水源付近には、由良川水系である黒井川との分水嶺がある。標高94.5mで、太平洋側と日本海側を分かつ本州の中央分水嶺の中で最も低い地点である。「水分れ公園」が整備されている。
中流の西脇市上比延町では東経135度線と北緯35度線が交差し、日本へそ公園がある(JR加古川線日本へそ公園駅の西側すぐ)。加東市上滝野(旧・滝野町)には、水流が岩場を抜ける闘龍灘がある。
中流域で国道175号が、中流から下流にかけてJR西日本加古川線が並行する。
下流では、「県立加古川河川敷マラソンコース」(愛称:加古川みなもロード)が整備されており、毎年12月23日に「加古川マラソン」が開催されるほか、2004年には台風23号の影響で中止となった淡路島女子駅伝競走大会の代替として「2004 四実業団合同女子駅伝 加古川大会」が開催された。
[編集] 流域の市町
[編集] 支流
- など。市町名は主な流域。
[編集] エピソード
2003年、加古川で川遊びをしていた少女が川でおぼれ、水死した事故がある。