喜望峰
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喜望峰(きぼうほう、葡:Cabo da Boa Esperança)は南アフリカ共和国にある岬。アフリカ大陸の最南端と誤解されがちだが、実際にはここから東南東へ約150km離れているアガラス(アグラス)岬(英語名:Cape Agulhas 、アフリカーンス語名:Kaap Agulhas)がアフリカ大陸最南端である。
- 1488年 ポルトガル人バルトロメウ・ディアスが発見し、Cabo Tormentoso(「嵐の岬」)と命名したが、後にポルトガル王が「希望の岬」と名付けた。
- 1652年 オランダ東インド会社のヤン・ファン・リーベックが植民、後のケープタウンとなる。
英語表記では「Cape of Good Hope」であるので「希望岬」と言うこともできそうであり、中国語では「好望角」と表記する。なお、「喜望峰」が一般呼称として定着したのは、おそらく誤植によるものと思われる。
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