土湯温泉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
土湯温泉(つちゆおんせん)は、福島県福島市(旧国陸奥国、明治以降は岩代国)にある温泉。
目次 |
[編集] アクセス
[編集] 泉質
- 硫黄泉
- 炭酸水素塩泉
- 単純泉(土湯温泉全体の源泉の泉質)
[編集] 温泉街
荒川沿いに数多くの旅館ホテルが並ぶ。温泉街の公園、および温泉街にかかる荒川大橋の傍には足湯も存在する。
共同浴場は1軒存在する。
土湯は鳴子温泉、遠刈田温泉、温湯温泉などとともにこけしで有名な温泉地でもあり、土産物としても売られている。
[編集] 歴史
開湯伝説では、オオムナチノミコト(大穴貴命)が荒川のほとりで地面を鉾で突いて発見したとされる。鉾で突いたことから「突き湯」となり、それが転じで「土湯」となったという。
また、用明2年に聖徳太子の使者、秦河勝(はたのかわかつ)がこの地で湯治を行ったという伝説も残る。
吾妻鏡にも土湯の記載がある。
平成11年4月20日、高湯温泉とともに国民保養温泉地に指定。
荒川大橋傍の足湯「かじかの湯」は2005年7月9日にオープンした。