坂下宿
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
坂下宿(さかしたじゅく)は東海道47番目の宿場(→東海道五十三次)で、現在は三重県亀山市。
鈴鹿峠を控えた宿場町として賑わったが、明治の鉄道交通では、鈴鹿峠の勾配が蒸気機関車にとって仇となったため、西寄りの柘植経由となった。
現在は民家も少なく、当時の面影はほとんどない。宿場町であったことを示すのは、旧関町によるいくつかの新しい石碑のみ。
[編集] 交通手段
亀山駅より伊勢坂下行三重交通バス終点伊勢坂下バス停下車(旧国鉄バス亀草線)
[編集] 史跡・みどころ
- 松屋本陣跡
- 大竹屋本陣跡
- 梅屋本陣跡
- 小竹屋脇本陣跡
土山宿までの史跡・みどころ
この区間は東海自然歩道として道標が整備されている。
- 片山神社
- 石碑は傾き、石段は崩れかかっていて、現在は、まるで廃墟のよう。
- 芭蕉句碑
- 馬の水のみ鉢
- 鈴鹿峠(海抜375m)
- 万人講常夜燈
- 重さ38トン、高さ5m44cmの自然石による巨大な常夜燈
- 山中一里塚公園
- 「坂は照るてる鈴鹿はくもるあいの土山雨が降る」という石碑、大原道道標、鈴鹿馬子唄之碑などがある。
- 蟹坂古戦場跡
[編集] 隣の宿
東海道 |
---|
(江戸・日本橋) - 品川 - 川崎 - 神奈川 - 程ヶ谷 - 戸塚 - 藤沢 - 平塚 - 大磯 - 小田原 - 箱根 - 三島 - 沼津 - 原 - 吉原 - 蒲原 - 由比 - 興津 - 江尻 - 府中 - 鞠子 - 岡部 - 藤枝 - 島田 - 金谷 - 日坂 - 掛川 - 袋井 - 見附 - 浜松 - 舞坂 - 新居 - 白須賀 - 二川 - 吉田 - 御油 - 赤坂 - 藤川 - 岡崎 - 池鯉鮒 - 鳴海 - 宮 - 桑名 - 四日市 - 石薬師 - 庄野 - 亀山 - 関 - 坂下 - 土山 - 水口 - 石部 - 草津 - 大津 - (京・三条大橋) |
カテゴリ: 日本の歴史関連のスタブ項目 | 東海道