大阪星光学院中学校・高等学校
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
大阪星光学院中学校・高等学校(おおさかせいこうがくいんちゅうがっこう・こうとうがっこう)は、カトリックのサレジオ修道会が経営する中高一貫校。教育目標・校訓は「世の光であれ」。
目次 |
[編集] 概要
1950年に創立された男子校で、関西有数の進学校として知られる。大阪市天王寺区伶人町に位置し、四天王寺は至近距離にある。最寄駅は大阪市営地下鉄谷町線・四天王寺前夕陽ヶ丘駅(徒歩2~3分)。敷地内には聖トマス小崎研修館があり、中学1年次には1週間ここで合宿が行われ学校に通う。また、松尾芭蕉・与謝蕪村の俳跡である「蕉蕪園」も有名である。
学外施設として、和歌山県に太平洋に面した南部学舎を、長野県に黒姫山荘をそれぞれ有しており、勉強や登山・スキー合宿が積極的に行われている。 2006年より、校舎建て替え工事が行われており、2007年の夏に完成予定である。
校風は真面目であり、医師などの富裕層の子弟が多い。
[編集] 沿革
1859年 ヨハネ・ボスコがサレジオ会を創立。
1950年 大阪星光学院創立。初代校長にマルジャリア神父が就任。
1958年 講堂・修道院落成。校歌「星のしるべ」制定。
1968年 トーマス小崎研修館、黒姫星光山荘の落成。 以降、星光山荘での夏期・冬期行事始まる。
1973年 南部学舎落成。翌年より南部特別授業始まる。
2000年 創立50周年
[編集] 大学進学実績
全国でもトップクラスの実績を残している。 毎年、数多くの生徒が東京大学、京都大学、大阪大学、神戸大学、京都府立医科大学などに進学している。
大学進学者数は最近では、東京大学には15人前後、京都大学には60人前後、大阪大学には30人前後、神戸大学には20人前後、と安定している。
私立大学には、慶應大学、早稲田大学、大阪医科大学などに進学をする生徒もいる。
また、他の関西進学校と同様に医学部志向がかなり強い。 1学年の生徒数は220人前後(高校)であるが、約半数の生徒が東大・京大・国公立医学部に進学している。