宮崎大学教育文化学部附属中学校
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宮崎大学教育文化学部附属中学校(みやざきだいがくきょういくぶんかがくぶ ふぞくちゅうがっこう)は、宮崎県宮崎市にある国立の中学校。所在地は宮崎市花殿。合唱部は全国レベルで、2005年度は「九州合唱コンクール(全国大会への出場権をかけて九州各地の県大会を勝ち進んだ学校が集まる大会)」で朝日新聞社大賞、つまり中学校部門で最も素晴らしい学校に送られる特別賞を受賞。そして「全日本合唱コンクール全国大会中学混声部門」では銀賞を受賞。九州で混声合唱といえば、宮大附属か隣県の熊大附属(熊本大学教育学部附属中学校)といわれる。ちなみに熊大附属は全国大会の常連であり、毎年と言っていいほど出場を果たしている。また宮大附属中学校は校内の合唱がとても盛んである。生徒たちは、10月末に行われる「橘祭」(この中学校の文化祭)の合唱コンクールに向けて、クラス一丸となって取り組む。3年生の演奏曲も混声四部合唱のレベルの高いものとなっている。学力面では、県内で一番進学率が高いことで有名である。全校生徒の3分の2は附属小からの内部進学生である。
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[編集] 概要
入試は学力検査のみによって行われる(平成十八年度入学生の入試から抽選を廃止)。附属小学校からは大半が進学できる。校区は宮崎市・清武町・国富町の一部である。県内の公立高校では最難関と言われている宮崎県立宮崎西高等学校の理数科は当校出身者が約3分の1を占める。加えて、宮崎県立宮崎大宮高等学校に進学する生徒も多い。また、毎年約10~20名の生徒が県外の難関私立高校への進学をしている。(昨年度の県外進学先:ラ・サール、久留米大学附設、東大寺学園等)また自分で考えて行動できるよう、チャイムがならないのも特徴である。
[編集] 沿革
- 1948年(昭和22年)4月 - 宮崎師範学校附属中学校が開校。
- 1950年(昭和24年)5月 - 宮崎大学宮崎師範学校附属中学校と改称。
- 1952年(昭和26年)4月 - 宮崎大学学芸学部附属中学校と改称。
- 1967年(昭和41年)4月 - 宮崎大学教育学部附属中学校と改称。
- 1999年(平成11年)4月 - 宮崎大学教育文化学部附属中学校と改称。