宮川町
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
宮川町(みやがわちょう)は京都市東山区に位置しており、宮川筋二丁目から六丁目までが花街である。
[編集] 沿革
出雲阿国の歌舞伎踊りの時代から始まり、最初は若衆歌舞伎の小屋と茶屋が立ち並び10代の少年が接待をしていたので「陰間」と呼ばれていた花街だった。その後形態が変わり宝暦年間、正式に認可された。明治、大正、昭和33年3月15日の売春防止法施行までは遊廓であり、今でも遊廓時代の建物が残っている。現在は芸妓一筋の花街で、毎年春には『京おどり』が上演される。舞妓数は祇園甲部に続いて20人以上の大きい数を誇っている。舞踊の流派は以前は楳茂都流であったが現在は若柳流である。2003年、宮川町芸妓ふく葉(同芸妓組合会長)、君直、ちづるの三名が宮川町初の若柳流名取となった。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
カテゴリ: 日本の地理関連のスタブ項目 | 日本文化関連のスタブ項目 | 京都市 | 京の花街