宮田町
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
|
宮田町(みやたまち)は、福岡県鞍手郡に属していた町である。2006年2月11日に若宮町と合併し、宮若市となり、自治体としての宮田町は消滅した。以後、消滅前日までの情勢を記す。歴史的に古代から、現在の宗像市や旧若宮町にあたる地域との結びつきが強い町である。人口21,304人(平成16年8月現在)で面積が52.49km²である。
目次 |
[編集] 地理
宮田町は、福岡県の北部中央に位置し福岡市、北九州市の両政令指定都市のほぼ中間に位置する。
[編集] 隣接自治体
[編集] 歴史
- 645年(大化 元年) 大化の改新によって、宗像神郡として宗像大社に寄進された。
- 1221年(承久 3年) 周辺一帯が宗像大社の神領となり、「宮田」と呼ばれるようになる。
- 1889年(明治22年) 4月1日に町村制の施行にあたり、宮田村、香井田村、笠松村が誕生する。
- 1926年(大正15年) 4月1日、宮田村が町制施行し、宮田町となる。
- 1927年(昭和 2年) 4月1日、香井田村を編入する。
- 1955年(昭和30年) 3月1日、笠松村と合併して新町制となる。7月1日、若宮町の一部を編入する。
- 2006年(平成18年) 2月11日、若宮町と合併し宮若市誕生。自治体としての宮田町は消滅。
[編集] 産業
明治時代に石炭の採掘が始まり、炭鉱都市として発展した。中でも一炭坑夫であった貝島太助が興した貝島炭砿は町の経済の基盤であった。しかし、昭和30年代のエネルギー革命により多くの炭鉱が閉山、1976年には筑豊最後の炭鉱として残っていた貝島炭砿も閉山し、町は衰退する。
1992年にトヨタ自動車九州が工場の操業を開始する。トヨタ自動車九州が生産数を増産することが決定し、関連企業が進出している。
[編集] 工場を置く企業
[編集] 観光名所
[編集] 交通
[編集] バス
- ジェイアール九州バス(直方線)
- 西鉄バス
- 宮田町乗合バス(運行は地元タクシー会社に委託)
[編集] 道路
なお、鉄道として山陽新幹線、高速道路として九州自動車道が町内を通っているが、町内に駅・インターチェンジはない。
[編集] 教育機関
[編集] 学校
[編集] 高等学校
[編集] 中学校
- 町立 宮田中学校
- 町立 宮田西中学校
- 町立 宮田光陵中学校
[編集] 小学校
- 町立 宮田小学校
- 町立 宮田北小学校
- 町立 宮田南小学校
- 町立 宮田東小学校
- 町立 笠松小学校
[編集] 外部リンク
カテゴリ: 日本の市町村のスタブ項目 | 福岡県の市町村 (廃止) | 宗像地方