富国強兵
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
富国強兵(ふこくきょうへい)とは、国家の経済発展や軍事力強化を促す政策を意味する。
日本では、明治維新直後に王政復古により成立した明治政府がスローガンとして用いた。江戸時代に鎖国体制から開国した日本を欧米列強に対抗できる国にするため、地租改正や国内産業を育成(殖産興業)、資本主義化を行い経済力をつけ(富国)、徴兵制の施行や軍制改革により軍備を増強して軍事力をつける(強兵)ことを目的とした。
中国では、春秋戦国時代に諸侯国が行った。春秋戦国時代には諸侯国が諸子百家と呼ばれる思想家たちから人材登用を行い、騎馬戦術や戦車(チャリオット)などの新兵器を導入して軍事改革を行った。
[編集] 関連項目
カテゴリ: 明治時代 | 日本の軍事 | 歴史関連のスタブ項目