岡山ブルーライン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
岡山ブルーライン(おかやまブルーライン)は、岡山県岡山市君津から備前市蕃山を結ぶ延長32.4kmの道路の愛称。正式な路線名は岡山県道397号寒河本庄岡山線(おかやまけんどう397ごうそうごほんじょうおかやません)。
全線片側1車線で、沿道の緑と海が美しい。観光道路であるが、2004年(平成16年)4月1日の無料化以降は国道2号のバイパス道路としての性格が強まり、大型貨物車の走行も多くなった。君津ICから邑久ICまでは、平野(高架上)の直線的な道路である。他方、邑久ICから蕃山ICまでは、カーブと坂が多く、登坂車線を設けてある区間も一部ある。
以前は信号機が設置されていなかったが、現在では一本松展望園出入口に設置されている。
目次 |
[編集] 概要
[編集] 沿革
- 西大寺大橋と東備大橋より工事が始まる。
- 1974年(昭和49年)11月30日 君津JCT~西大寺IC間(L=4.1km)が一般有料道路 東備西播開発有料道路(自動車専用道路。小型特殊自動車、原動機付自転車も通行可)として開通(岡山県道路公社が管理)
- 1977年(昭和52年)7月 全線開通
- 東備西播という名前が示すように当初は赤穂市、相生市を通り、太子竜野バイパス計画線まで接続するよう計画された。しかし、山陽自動車道計画線が赤穂市内を通ることが判明したため、結局、東備地域のみの道路となった。
[編集] 通過市町村
[編集] インターチェンジ
- 君津JCT(岡山バイパス)
- 君津IC
- 西大寺IC
- 瀬戸内IC
- 邑久IC
- 一本松IC(道の駅一本松展望園に併設)
- 虫明IC
- 大平山IC
- 鶴海IC
- 備前IC
- 蕃山IC(岡山県道260号八木山日生線を介して国道2号及び山陽自動車道備前ICと接続)
[編集] 道の駅
[編集] 備考
- 全線を通して渋滞することなく走りやすいが、邑久ICから蕃山IC間(備前市側)にかけてはカーブや上り坂が多く、大型貨物にとっては少々厳しい区間である。対称にスピードの出やすい岡山側の高架道路の途中にはオービスが新設されているので注意が必要である。
[編集] 主な構造物
- 東備大橋(延長520m、幅員8.5m)
- 西大寺大橋(延長506m、幅員9.0m)