市役所前駅 (和歌山県)
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市役所前駅(しやくしょまええき)は、和歌山県御坊市薗にある紀州鉄道紀州鉄道線の駅である。文字通り御坊市役所の近くに設けられた駅である。
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[編集] 駅構造
- 単式ホーム1面1線を持ち列車同士の行き違いの出来ない地上駅である。
- この駅の設備はホームとその上の上屋のみで駅舎はない。かつては最初富南鉄道の気動車で後に新宮鉄道、国鉄を経て1943年(昭和18年)8月に御坊臨港鉄道(現・紀州鉄道)に来たキハ103の108号車の廃車体が待合所として使われていた。
- 無人駅である。駅員はいない。
[編集] 駅周辺
この駅は御坊市中枢部のごみごみした町並みの中にある小さな駅で市役所などが近くあたりはビジネス街の様相を呈している。西御坊の駅までは紀州鉄道線の営業キロ数で0.3kmと大変に近い。
- 御坊市役所
- 御坊市民文化会館
- 御坊市立御坊小学校
- 和歌山地方法務局御坊支局
- 和歌山地方検察庁御坊区検察庁
- 和歌山地方検察庁御坊支部
- 大阪国税局御坊税務署
- 御坊市立体育館
- 御坊市立図書館
- 国道42号
[編集] 歴史
この駅は昭和32年(1957年)の10月1日に御坊臨港鉄道の紀伊御坊駅と西御坊駅の間に新しく市役所前駅(しやくしょまええき)として開業した。この駅はその後昭和47年(1972年)に御坊臨港道が東京の磐梯電鉄不動産に買収されたのを受けて昭和48年(1973年)1月紀州鉄道に社名変更となったので紀州鉄道の駅となり現在に至っている。
- 1957年(昭和32年)10月1日 - 御坊臨港鉄道の紀伊御坊駅と西御坊駅の間に新しく市役所前駅(しやくしょまええき)として開業する。
- 1973年(昭和48年)1月1日 - 御坊臨港鉄道が紀州鉄道に社名変更となる。