平方度
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平方度(へいほうど)は、星座などの大きさを表すために用いられる単位。1 平方度の大きさは、一辺を 1 度とする正方形の面積。正確には面積の単位ではなく、ステラジアンと同じく立体角を表す単位である。
天球の総面積は 41252.96 平方度である。計算方法は以下の通り。
まず半径に相当する長さを"度"で表すことを考える。円周の長さが360度であるから、
この半径rを用いて球の表面積を表すと、
最も大きな面積を持つ星座はうみへび座で、約 1,303 平方度である。これは、全天の約 1/32 を占める。かつて存在したアルゴ座(大きすぎて、学会によって小さく分割された)は約 1,888平方度もの面積があった。