日奈久温泉
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日奈久温泉(ひなぐおんせん)は、熊本県八代市(旧国肥後国)にある県下有数の温泉。放浪の詩人、種田山頭火がこよなく愛したことで知られる。
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[編集] アクセス
[編集] 泉質
弱アルカリ単純泉
[編集] 温泉街
八代海を望む海岸沿いに旅館街がある。周りには土蔵造りの町並みと石畳が見られ、情緒に溢れる。海の幸も豊富で、とりわけタチウオ、クルマエビが有名。
[編集] 歴史
今から約600年前に遡る温泉で、刀傷にさいなまれた父の平癒を祈願した浜田六郎左衛門が、厳島明神のお告げにより干潟から湯を掘り当てたといわれる。江戸時代は細川家の藩営温泉となり、その命によって大浴場が設けられ、通行人が多く利用したことから栄えた。