日暮里
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日暮里(にっぽり)は、東京都荒川区の南西部にある地名。住居表示には、東日暮里と西日暮里がある。享保の頃までは新堀(にひほり)という地名だったが、「一日中過ごしても飽きない里」という意味を重ねて「日暮里」の字が当てられた。
1889年、北豊島郡に日暮里村が誕生し、1913年に町制を施行、日暮里町となった。1932年10月1日に東京市に編入され、荒川区日暮里町となった。1966年に住居表示が東日暮里、西日暮里に分けられた。
町工場、商店街、住宅が混在して密集する地域。それぞれ1km2強しかない地区だが、東日暮里に21,000人、西日暮里に17,000人ほどの人口がある(2004年現在)。界隈には駄菓子屋が残るなど、下町の雰囲気を色濃く残す地域である。
日暮里駅東側には繊維問屋街があり、服地・織物、服飾用小物、既製服などを扱う店が70店ほど集まっている。一般向けの小売りも行っており、値段が安いことから主婦なども多く訪れる。カジュアル衣料を扱う店も数店あり、若者の姿もよく見られる。