日本三景
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日本三景(にほんさんけい)とは、宮城県宮城郡松島町の松島、京都府宮津市の天橋立、広島県廿日市市の厳島(宮島)の3つの名勝地のことである。
儒学者・林春斎が著書『日本国事跡考』に、「丹後天橋立、陸奥松島、安芸厳島、三処を奇観と為す」と書いたのが始まりと言われている。この言葉は各名勝地の記念碑に記されているが、それぞれ紹介する順序が違っており、天橋立では原典通りの「天橋立、松島、厳島」、松島では東から「松島、天橋立、厳島」、厳島では西から「厳島、天橋立、松島」の順となっている。2006年7月、天橋立、松島、宮島の日本三景観光協議会では、林春斎の誕生日の7月21日を日本三景の日と制定した。
1915年、日本三景にならって実業之日本社主催による新日本三景の選定が行われ、全国投票の結果北海道亀田郡七飯町の大沼、静岡県静岡市清水区の三保の松原、大分県中津市の耶馬渓が選ばれた。
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