木部佳昭
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木部 佳昭(きべ よしあき、1926年6月7日 - 2001年9月2日)は、昭和中期から平成期(1960年代前半 - 2000年代前半)の政治家。元自由民主党衆議院議員。
[編集] 来歴・人物
静岡県伊東市出身。中央大学中退。河野一郎農相秘書官などを経て、1963年、総選挙に旧静岡2区から初当選。以降、通算当選10回。中曽根康弘元首相の腹心として知られ、党内では中曽根→渡辺→村上・亀井→江藤・亀井派に所属。 1976年と1979年の総選挙では、連続して敗北したため政治生命が危ぶまれたが、1980年の総選挙で返り咲く。1984年、第2次中曽根内閣で建設大臣として初入閣。その後も北海道開発庁長官、沖縄開発庁長官、自民党総務会長などを歴任した。
2000年の総選挙では自民党に逆風が吹く中、選挙区では保守分裂が起こり、票が割れて落選した。2001年9月2日、肺気腫のため東京都文京区の病院で死去。享年75。
- 沖縄開発庁長官
- 1990
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- 先代:
- 砂田重民
- 次代:
- 谷洋一