東ハト

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株式会社東ハト
Tohato Inc.

種類

株式会社

市場情報

非上場

本社所在地

171-0022
東京都豊島区南池袋1-13-23 池袋YSビル3階本社ビル地図（MapFan Web）

電話番号

03-5911-8500

設立

2003年5月

業種

製造業

事業内容

菓子製造販売

代表者

代表取締役社長 CEO 辺見芳弘

資本金

18億2150万円

売上高

180億7000万円（2005年3月期）

従業員数

正社員364人
（パート215人）
（2005年9月30日現在）

決算期

毎年3月

主要株主

山崎製パン株式会社 95%
（株）バンダイナムコホールディングス 5%
ほかに山崎製パンが無議決権株式を全株保有

外部リンク

http://tohato.jp/

特記事項：
旧東ハトは、商号変更して株式会社RERとなっている。

株式会社東ハト（とうはと Tohato Inc.）は、日本の菓子メーカーである。現在は山崎製パングループに属している。

[編集] 概要

1952年創業の老舗菓子メーカーであり、キャラメルコーンやオールレーズンなどのロングセラー商品を製造・販売している。

創業時の社名は「東京製菓」であったが、同名の企業が多数存在したため、初代社長の好みであった鳩を冠して「鳩印東京製菓」のブランドで営業を行った。だが長く、電報での発注の際に料金が余計にかかるため、問屋が「ハトトウ」・「トウハト」の略称を使用して注文するようになり、そのうち後者の響きが良かったため、後に社名にも採用する事になった。

関連会社によるゴルフ場開発が失敗して多額の負債を抱えたことで、2003年に民事再生法の適用を申請して倒産する。しかし、本業の食品事業については黒字経営であったため、倒産の原因となった不動産事業を分離して、ユニゾンキャピタル傘下でバンダイと丸紅の協力を得て再建された。

再建の際に、元プロサッカー選手の中田英寿を非常勤の執行役員 CBO（Chief Branding Officer=チーフ・ブランディング・オフィサー）に迎えた。中田英寿は、スナック菓子商品の暴君ハバネロやキャラメルコーンのパッケージデザインに携わったと言われる。

現在、暴君ハバネロは東ハト本社から独立した非・公式サイト「暴君.jp」を運営している。サイト上の主な企画として、不定期に行われる「暴言甲子園」や2006年 11月16日から12月24日までの期間限定で行われている超難関な入学試験「暴大入試」を実施している。しかし、巨大掲示板群2ちゃんねるでは早くも「暴大入試」の攻略法が出回っており、また「暴大入試」の問題が消費者をバカにしたようなものが多く、インターネット上では東ハトの企業倫理を問う声が上がっている。

企業キャッチコピーは「ハートもおいしい」。
かつては同社が所有していたゴルフ場（現在は全て売却）でゴルフのトーナメント戦が行われていた。

[編集] 主な商品

キャラメルコーン
ハーベスト
ビーノ
オールレーズン
暴君ハバネロ
暴君ベビネロ
ポテコ
なげわ

[編集] 沿革

1952年 5月 - 同社創業者の小林茂義（こばやし・しげよし）らが東京製菓として会社設立、当時のブランド名は「鳩印東京製菓」
1953年 - 社名を東鳩東京製菓とする
1988年 - 社名を東鳩製菓株式会社に改称
1996年 - 社名を現在の株式会社東ハトに改称
2003年 3月14日 - 関連会社が所有するゴルフ場の不振から多額の債務を抱え、民事再生法の適用を申請し倒産（事前に事業の譲渡先や価格を決定した上で、法的整理を開始するフルパッケージ型の再生手続である）。
2003年 5月15日 - 企業再生ファンドのユニゾン・キャピタルとバンダイ、丸紅が出資した受け皿会社のユニゾン・ホールディング株式会社に製菓事業部門を営業譲渡し、商号を"（新）株式会社東ハト"に変更した（旧・株式会社東ハトは、株式会社RERに社名変更）。
2003年8月4日　本社を東京・新宿区から豊島区（池袋）に移転。
2006年7月19日 - バンダイナムコホールディングス保有の株式の一部を除いた95%の株式（東京海上日動火災保険保有の無議決権優先株式全株を含む）を山崎製パン株式会社が買い取り、子会社化。