根釧台地
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根釧台地(こんせんだいち)は、北海道東部、根室支庁中南部と釧路支庁東部にかけて広がる台地である。
野付郡別海町、標津郡中標津町、標津郡標津町、厚岸郡浜中町などに属しており、東側を根室海峡と根室湾に面し、南側は太平洋に面している。北東部には野付半島と尾岱沼が位置している。南東部には風連湖や温根沼があり、その東側には根室半島がある。
2001年には開拓使顧問ホーレス・ケプロンの提唱で作られた格子状防風林が、北海道遺産に登録された。
根釧台地は年間を通して寒冷な気候であることから酪農が盛んである。パイロットファーム(実験農場)や新酪農村を起点とする大規模酪農経営が主流であり、別海町は生乳の生産量において日本一を誇っている。このほか、尾岱沼など根室海峡沿岸部ではシマエビ漁が盛んである。
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