牧野伸
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牧野 伸(まきの のぶる、1937年6月5日 - )は、福井県武生市生まれの元プロ野球選手・プロ野球審判員。
[編集] 来歴・人物
1956年に福井県立武生高等学校から東映フライヤーズに入団。その年ルーキーながら開幕投手を務め翌年には15勝をマークするなど将来を嘱望されていたが3年目の1958年から調子が下がり始め1961年オフトレードで退団。近鉄バファローズに移籍したがここでもぱっとせず1968年限りで現役を引退した。
引退して即パシフィック・リーグの関西審判部に入局し審判に転向。1969年から引退した1994年までつとめた。審判員袖番号は26(1977年初採用から1994年引退まで、26は1997年以降飯塚富司がつけている)。晩成型の審判であり、オールスターには4回、日本シリーズには52歳で初出場した1989年と1991年の2回出場している。
1986年の新ストライクゾーン導入時に、パ・リーグの審判の大半がインサイドプロテクターに切替える中、最後までアウトサイドプロテクター使用にこだわり続けた。
[編集] 通算成績
- 347試合に登板、45勝76敗、26完投、7完封、485奪三振、10973分の2投球回数、防御率3.25