田中尊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
田中 尊(たなか たかし、1936年4月11日 - 2005年5月12日)は、香川県高松市出身。昭和中期から末期(1950年代後半~1980年代)のプロ野球選手(捕手)、コーチ。
[編集] 来歴・人物
1955年、高松商業高校から南海ホークスに入団。野村克也がいたため出場機会がなく、1957年に広島カープに移籍してから頭角を現す。捕球術、インサイドワークには定評があり、正捕手として広島投手陣を盛り立てた。1972年に現役引退後は広島のコーチに就任。参謀として古葉竹識、阿南準郎両監督を支え、5度のリーグ制覇、3度の日本一に貢献した。のちフロント入り、ドミニカのカープアカデミーで育成部海外担当を務めた。
2005年5月12日、肺炎のため広島市内の病院で死去。享年69。
[編集] 通算成績
- 1429試合 打率.196(3166打数 619安打)8本塁打 173打点 21盗塁 71犠打 191得点 434三振