社員選手
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社員選手(しゃいんせんしゅ)とは、Jリーグの各クラブにおいて、法人(クラブ)と雇用契約のみを締結している選手のこと。一般的には出資企業(所謂親会社)から出向している所属選手のことを指す。契約社員、出向選手とも。
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[編集] 概要
Jリーグでは、社員選手を「法人と雇用契約のみを締結した選手」と定義している。登録区分はプロであるが、統一契約選手(プロ契約選手)とは異なり、クラブから報酬を受け取ることはできない。ただアマチュア契約選手と異なり、移籍の際には移籍金(30万円×在籍年数を上限として)が発生する。社員選手の登録人数および契約年数に制限はない。実業団チームがJクラブに移行した直後はこの社員選手の比率が多いが、プロ契約移行や人員整理により徐々に比率は下がり、数年後にはオールプロ契約選手になることが多い。まれにJ1のクラブに社員選手が所属しているケースもある。
[編集] プロ契約に関する規定
社員選手が初めてプロ契約を行う場合は、すべてプロC契約となる。契約期間は最長3年まで、基本給も上限480万円/年に制限される。規定試合出場またはC契約が3年を経過するとプロA契約に移行する。
[編集] 2006年にJ1リーグのクラブに所属する社員選手
カッコ内は所属クラブと出向先企業。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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