秋芳洞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
秋芳洞(あきよしどう:「しゅうほうどう」と読むのは誤り)とは、山口県美祢郡秋芳町から美東町にかけて立地する、秋吉台の地下100mにある鍾乳洞。洞口に瀧があることから、古くから「瀧穴」と呼ばれていたが、1926年、当時皇太子だった昭和天皇がこの鍾乳洞を探勝し、「秋芳洞」の名をつけた。洞窟探検家による潜水調査の結果、総延長は8790m(日本第3位、鍾乳洞としては東洋最大規模)あり、葛ヶ穴まで連結した。このうち、観光用に公開されている部分は約1.5kmである。国の特別天然記念物に指定されている。