篠ノ井バイパス
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篠ノ井バイパス(しののいバイパス)は、開通以前の国道18号(現在の長野県道77号長野上田線)が、旧篠ノ井市区域と旧川中島町区域で引き起こしていた、深刻な交通渋滞の解消を目的に建設された、国道18号のバイパスである。
1970年(昭和45年)に事業化されたが、オイルショックの影響や用地買収の難航などにより、全線4車線開通するまで17年の歳月が費やされた。
現在、立体交差区間はないが、古戦場入口交差点の立体化の計画などがある。
目次 |
[編集] 概要
- 起点 長野県長野市篠ノ井塩崎(篠ノ井橋北交差点)
- 終点 長野県長野市青木島町大塚(大塚交差点)
- 全長 7.8km
- 幅員 29m
- 道路規格 3種1級
- 車線数 4車線
- 設計速度 80km/h(ほぼ全線にわたり、駐停車禁止である)
[編集] 沿革
- 1970年(昭和45年) - 事業化。
- 1975年(昭和50年)11月 - 建設開始。
- 1981年(昭和56年)5月 - 青木島~小森間5.5km暫定2車線開通。
- 1982年(昭和57年)4月 - 篠ノ井バイパス暫定2車線全線開通。
- 1987年(昭和62年)7月 - 4車線化着手(年度内全線4車線開通)
[編集] 交差・接続する路線
- 国道19号(長野南バイパス)
- 国道117号
- 長野県道35号長野真田線
- 長野県道77号長野上田線(旧国道18号)
- 長野県道86号戸隠篠ノ井線
- 長野県道372号三才大豆島中御所線
- 長野県道380号関崎川中島停車場線
- 長野県道382号中村金井山停車場線
- 長野県道385号松代篠ノ井線
- 長野県道387号清野篠ノ井停車場線
- 長野県道445号川合川中島線
[編集] 関連項目
- バイパス道路
- 日本のバイパス道路一覧
- 中部地方の道路一覧
- 長野環状道路
- 長野オリンピックスタジアム(南長野運動公園)