若松孝二
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若松 孝二(わかまつ こうじ、1936年4月1日 - )は、日本の映画監督。宮城県遠田郡涌谷町出身。
主に1960年代から70年代にかけて、ピンク映画全盛期の日本映画を支えた代表的な人物である。その先鋭的な作品群は政治の季節の学生たちに多大な影響を与えた。人間の根源的な要素であるエロスと暴力をテーマに据えた作風が特徴である。
ケンカが強いことでも有名だった。
現在もなお旺盛に創作活動を続け、近年には『完全なる飼育 赤い殺意』『17歳の風景 少年は何を見たのか』などの作品がある。 さらに、次回作として連合赤軍をテーマにした作品『実録・連合赤軍』を準備中である。
[編集] 代表作
- 『犯された白衣』(1967年)
- 『腹貸し女』(1968年)
- 『狂走情死考』(1969年)
- 『処女ゲバゲバ』(1969年)
- 『ゆけゆけ二度目の処女』(1969年)
- 『現代好色伝 テロルの季節』(1969年)
- 『天使の恍惚』 (1972年)
- 『愛のコリーダ』(1976年)
- 『水のないプール』(1982年)
- 『寝盗られ宗介』(1992年)
[編集] 著書
- 『俺は手を汚す』(ダゲレオ出版)
[編集] 外部リンク
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