茨城オート
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種類 | 株式会社 |
市場情報 | 非上場 |
本社所在地 | 310-0026 茨城県水戸市泉町3丁目2番15号 |
電話番号 | 029-221-6539 |
設立 | 1971年2月 |
業種 | 陸運業 |
事業内容 | 乗合バス事業 貸切バス事業 タクシー事業 旅行業 |
代表者 | 代表取締役 竹内雄次 |
主要株主 | 茨城交通 100% |
茨城オート(いばらきおーと)とは、茨城県に本社を置く、茨城交通のグループ企業でもあるバス・タクシー会社である。
水戸市内中心部にある本社は、タクシーと旅行業部門が入っており、バス部門の実質的な拠点は郊外にある鯉淵営業所(水戸市鯉淵町)で他に桜川車庫(水戸市河和田町)がある。バス路線は県道水戸岩間線沿線を中心に水戸駅と友部駅(笠間市)間の路線を軸に東茨城郡茨城町にも路線を展開している。もともとは帝産オート(現・帝産観光バス)の支店が運営していたが撤退に伴い、施設ごと茨城交通が譲受け子会社化した。なお社名に「オート」がついているのは前事業者の名残で、オートレースや中古車とは関係ない。かつては距離運賃制ながら前乗り前払い後ろ降り運賃制(乗車時に運転手に降車停留所を申告して運賃を支払う)を採用していた。これも前事業者時代の名残で昭和58年10月31日まで続いたが、現在は一般的な整理券併用後ろ乗り前降りあと払い運賃制となっている。
目次 |
[編集] 車両
茨城オートの塗装は朱とオレンジとなっている。一般路線車以外に養護学校送迎の特定車もこの塗装、なおこの塗装は旧帝産オート時代からのもので現在まで継承されている。貸切車は茨城交通タイプの仕様となっているが、茨城交通が銀色をベースにした塗装に対し茨城オートは白をベースにした塗装で区分けされている。 路線車は基本的に自社発注車は日野自動車に統一されている。99年より初めて東京都交通局からの中古車が入り、初めていすゞ自動車製が登場した。
更に2006年には、関東バスからの中古車が入り、初めて日産ディーゼル車も登場した。
扉の仕様に関しては、路線車は大型中型問わず原則的に前後折戸仕様を採用していたが、中4枚折戸の元都営車や後引戸の元関東バス車、そして中引戸の自社発注ワンステップ車がここ数年続々導入されている。
[編集] 社番
茨城オートの路線車には社番がある。 上2桁は導入年(和暦)で、下一桁は導入順である。
日野RJワンステップ16年度導入車の場合は、「161J」と表記。
そのあとの記号のHは大型、Jは中型を示す。かつてはRE時代は4211Rなど、4桁の番号を使用していた時期もあった。
[編集] バス路線
茨城オートのバス路線は、水戸駅北口発着路線には①、水戸駅南口発着路線には②の系統番号があり前面に円形の番号札が掲げられる。なお他の路線には特に系統番号は付いていない。
- ①水戸駅北口~大工町~偕楽園入口~表町~桜川団地~桜川西団地~桜川車庫
- ①水戸駅北口~大工町~偕楽園入口~表町~若林~桜川車庫
- ①水戸駅北口~大工町~偕楽園入口~表町~若林~赤塚駅南口
- ①水戸駅北口~大工町~偕楽園入口~表町~見和団地~赤塚駅
- ①水戸駅北口~大工町~偕楽園入口~表町~若林~鯉淵車庫
- ①水戸駅北口~大工町~偕楽園入口~表町~桜川団地~桜川西団地~桜川車庫~鯉淵車庫
- ①水戸駅北口~大工町~偕楽園入口~表町~桜川団地~鯉淵車庫
- ①水戸駅北口~大工町~偕楽園入口~表町~若林~鯉淵車庫~中央病院~友部駅
- ①水戸駅北口~大工町~偕楽園入口~表町~若林~鯉淵車庫~旭台団地~友部駅
- ①水戸駅北口~大工町~偕楽園入口~表町~若林~鯉淵車庫~岩間駅
- ①水戸駅北口~大工町~偕楽園入口~表町~若林~飯島
- ②水戸駅南口~偕楽園南口~表町~桜川団地~桜川西団地~桜川車庫
- 赤塚駅南口~報佛寺~大山原~水戸医療センター
- 赤塚駅南口~報佛寺~常陸高田~水戸医療センター
- 赤塚駅南口~河和田山房~常陸高田~ひたち野文化村~鯉淵車庫
- 赤塚駅南口~河和田小学校~常陸高田~ひたち野文化村~鯉淵車庫
- 赤塚駅南口~河和田並木~鯉淵車庫
- 友部駅~旭台団地~鯉淵車庫
- 友部駅~柿橋~鯉淵車庫
- 友部駅~畜産試験場~友部病院
- 友部駅~アフターケア~中央病院
- 友部駅~柏井東~ゆかいふれあいセンター
- 友部駅~友部二中~旭台団地~友部駅(循環)
- 岩間駅~随分付~鯉淵車庫
- 岩間駅~下安居~茨城町役場
[編集] 関連会社
[編集] 外部リンク
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