藤原吉子
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藤原吉子(ふじわらのよしこ、生年不詳 - 大同2年11月12日(807年12月18日))は、奈良時代後期から平安時代初期にかけての桓武天皇の夫人。父は藤原南家藤原是公(これきみ)。783年(延暦2年)に伊予親王を生む。
807年(大同2年)藤原式家の出身である藤原仲成によって謀反の嫌疑がかけられ、子の伊予親王とともに川原寺(弘福寺)に幽閉されて飲食を絶たれた。母子は自害したが、その後祟りを怖れた朝廷によって復位・贈位がなされた(819年に復位、839年に贈従二位)。
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