里山浩作
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里山 浩作（さとやま こうさく、1981年5月31日 - ）は鹿児島県奄美市（旧大島郡笠利町）出身の大相撲力士。尾上部屋所属（入門時の所属は三保ヶ関部屋）。本名同じ。身長177cm、体重114kg。血液型A型。得意手は左四つ、下手投げ。最高位は東十両二枚目。（2006年9月場所）
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[編集] 来歴
中学入学と同時に相撲部に入部。鹿児島商業高校でも相撲部に所属し日本大学に進学。同期には白石、豊真将（一年で退部）がいる。全国大会に出場し、上位に入賞する活躍を見せたが、タイトルを取れず幕下付出の資格を得ることが出来なかった。しかし、同じく幕下付出しの資格を得ることが出来なかった白石が三保ヶ関部屋に入門することが決まったので、日大の先輩である元小結濱ノ嶋（現・尾上親方）と話し合って入門を決意。大学卒業と同時に三保ヶ関部屋に入門。2004年3月場所に前相撲から初土俵を踏んだ。
初めて番付に乗った翌場所、同場所に初土俵を踏んだ把瑠都との稽古で負傷、4日目まで休場するが、その後の 相撲を全て勝ち、序ノ口を1場所で通過する。序二段でも二場所目に7戦全勝を記録（優勝決定戦は把瑠都に破れる）、三段目も余勢をかって1場所で通過し、2005年1月場所には幕下に昇進。その場所初めて負け越しを経験したが、翌場所以降勝ち越しを続けた。白石には十両昇進で先を越されてしまったが、同年11月場所には東幕下4枚目まで番付を上げ5勝2敗と勝ち越し、翌2006年1月場所には十両に昇進した。
小兵ながら相手の懷に潜り込んで前に出る取り口で注目を集めている。
[編集] 主な戦績
（2006年7月場所終了時点）
- 生涯成績：78勝35敗2休（14場所）
- 十両成績：34勝26敗（4場所）
[編集] エピソード
- 2006年3月場所12日目（同年3月23日）の琉鵬戦で、十両初の伝え反りの決まり手で勝利を収めた。また、この勝利で、上体をそらして金メダルを獲ったフィギィアスケートの荒川静香選手の技に掛けて、「イナバウアー」ともてはやされた。
