開明中学校・高等学校
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開明中学校・高等学校は大阪府城東区野江にある中高一貫校で、京阪電車・JR大阪環状線・大阪市営地下鉄長堀鶴見緑地線京橋駅下車、徒歩8分。 元々は男子校であったが、2003年に中学校が完全共学化、2006年に高校が完全共学化し、現在では中高共に共学となっている。
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[編集] 沿革
- 1914年 - 大阪商業会議所(現;大阪商工会議所)が、外国との貿易に携わる人材の育成のため、英語・中国語・露語の語学教育に重点をおく専修学校として「大阪貿易語学校」を設立。
- 1948年 - 学制改革によって「大阪貿易学院高校」と改称。
- 1991年 - 「大阪貿易学院中学校」を併設する。
- 1995年 - 校名を「開明中学校・高等学校」と改める。
- 2001年 - 中学・第1学年が男女共学となる。
- 2003年 - 中学が全学年共学になる。
- 2004年 - 高校・第1学年が男女共学になる。
- 2006年 - 高校が全学年共学となり、中高ともに完全共学になる。
- 2006年 - 中学・第1学年に特別進学クラスとして「スーパー理数コース」を設置する。
[編集] 概要
『貿易学院』時代は鳴かず飛ばずの地味な学校であったものの、1995年『開明』に改称後、共学化などで校風が一変し、現在では関西では新興の進学校になりつつある。学業に力を注ぐ一方で、生活面の指導も厳しい。
学校行事の数が府下最多の学校である。(2006年度)
生徒数は、中高を合わせて約1,500人。
[編集] 主な出身者
- 山内健二(1920卒) - 山之内製薬設立者、大阪貿易語学校卒
- 清水信次(1943卒) - ライフコーポレーション会長兼社長、日本スーパーマーケット協会会長、大阪貿易語学校卒