電磁相互作用
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電磁相互作用(でんじそうごさよう)は、電場あるいは磁場から電荷が力を受ける相互作用といい、基本相互作用の一つである。
電磁相互作用で発生する力は電磁気力(でんじきりょく)といい電荷にはプラスとマイナスがあり、同じもの同士で斥力、異なるもの同士で引力が働く。
ゲージ場理論より、相互作用を媒介する粒子が存在し、電磁相互作用の場合は光子が媒介する。電磁相互作用を媒介する光子を仮想光子と呼ぶ事もある。
また、電磁相互作用と弱い相互作用は1967年に、ワインバーグとサラムによって統一された(ワインバーグ・サラム理論)。
[編集] 電磁気力
電磁相互作用による力はマクロな系では電気力と磁気力として現れる。 電磁気力の強度は距離の逆二乗に比例し、クーロンの法則(電気力)として定式化されている。
電磁気力は、電気力と磁気力を理論的に同じものであるとして統一したものである。