露天風呂
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露天風呂(ろてんぶろ)は、野外や屋外に設置された風呂である。野天風呂(やてんぶろ、のてんぶろ)とも呼ばれる。
露天風呂は温泉入浴の原風景とも言える。野湯のような状態であった温泉に湯船を整備したものが露天風呂のはじまりである。
温泉において露天風呂の人気は高い。景色を眺めながら入浴出来ることや、入浴時に開放感を味わえること、また浴室内に熱がこもるようなことがないためのぼせにくいことなど様々な要因が挙げられる。そのため、多くの旅館、日帰り入浴施設は内湯だけでなく露天風呂も併設している。但し、2つの湯船を有することで源泉の必要量が増す。そのため源泉が十分に確保できない場合は循環風呂になったり、片方の浴槽から溢れた湯を残りの浴槽に注ぐことが発生する。
温泉に限らず、多くのスーパー銭湯においても露天風呂が設置されている。
[編集] 露天風呂番付
露天風呂番付(ろてんぶろばんづけ)は、温泉番付の一種であり、露天風呂が有名な温泉地を番付したものである。作成されたのは1981年で、野口冬人の手により編集された。露天風呂番付における西の横綱は湯原温泉の「砂湯」、東の横綱は宝川温泉である。湯原温泉には露天風呂番付が掲示されており、温泉地の宣伝にも用いられている。
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